油類のしみ・汚れについて 
一口に油と言っても様々で、大きく分類しますと石油系・植物系・動物系の三種類が有ります。それぞれに用途が異なり広範囲に存在しています。
 ★ 着物に付着した場合、石油系の油そのものはあまり悪い影響を及ぼす心配は有りませんが、機械に使用された油には金属分が含まれますので、黒くなり簡単には除去しにくく、布地も傷む恐れも有りますので早めの処理が必要です。
 ★ 植物系の油は主に食用とされ、大半は灰汁(アク)を含んでおりますので、生地に付着した場合、黄ばみが発生しますので、油分を除去した後灰汁の成分の除去が必要です。
 ★ 動物系の油には蛋白質が含まれておりますので、古くなるとその蛋白質が固まり頑固なしみとなってしまいますので、なるべく早めの除去が必要です。
本来、純正な油のしみは比較的簡単な部類のしみですが、水で擦ったり、熱を加えたり長期間放置しますと、厄介なしみになってしまいますので、いじらずなるべく早め(1ヶ月〜2ヶ月以内)にお持ち下さい。
   
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しみぬき池田補正所店主 一級染色補正士 池田忠男 著書
上記の対象は絹織物(着物)に対してのお話です。